子どものケンカ

      2016/12/01

今回はみなさんが気になる子どものケンカについてのお話。
自分が思っている事をお話できる年齢になり
また遊びの範囲が広がってくると
子ども同士のケンカが出てきます。
子どもの世界での社会性の一端でケンカはとても大事な経験。
ひとつトラブルがあったらその分ひとつ成長しているんだ
と思ってひとつずつ丁寧に解決していく必要があります。

最近は親のほうでケンカになる手前で止めてしまい
大事にならないようにしてしまっている場面を見かけます。
もちろん、キケンが及んでいる場合は
止める必要がありますが、毎度親が関わって
話に入って解決してしまっていると言う事では
子どもは成長しません。
大人はことばや動きのやりとりを良く観察し
すぐに手助けのできる位置を保ちながら見守ることが大切です。

 
お友達に対して手が出る・噛みつく
2歳前後から自我が芽生えはじめ
自分がしたい事や欲しいものへの欲求が強くなってきます。
そうしたいと思う気持ちと
それを表す言葉が上手く表現できないと
ジレンマがありますよね。
またこの頃の発達段階として口のほうが
早く出てしまう傾向もあり、かみつきと言う表現に
なってしまうようです。
また、お友達が好き!と抱き着いて
愛情表現のつもりで噛む、興奮して噛む・・・など
ひとつの関わりの中での愛情表現として
噛んでしまう場合もあります。

対処方法は?
噛んだことはもちろん良くない事ですが
噛んだ事を怒ってはいけません。
その子はどうしたかったのか?を整理して分かりやすく
説明してあげる.ことが大事です。

お話例

〇〇ちゃんは△△ちゃんが持ってるおもちゃが欲しかったんだね。

でも〇〇ちゃんは噛まれて痛い、って泣いてるよ。
一緒にごめんねって言おうね。

(ごめんね、が言えたら誉めて)今度欲しいなって思ったら
『貸して~』ってお口でお話しようね。

噛まれた子へは冷却など手当をして
噛んだ子と対面で謝りの言葉を聞きます。
噛まれた、と言う事だけでも驚いている状態だと思いますので
噛んでしまった子と一緒に必ず大人が入ってお話する
が大切です。

4~5歳ぐらいになると、小さな事柄は
自分たちで話し合いができるようになってきます。
今までは積極的に大人が介入してきたような問題も
どうにかしようと話し合えるようになってきます。
子どもの世界でも人間関係を学んでいますので
見守りがより一層大事になってきます。
小学生の場合、この人間関係の学びを土台に
自分たちで解決する力を学んでいきます。
けんかと言うとマイナスのイメージが大きいですが
実は人間が成長するうえでとても大切な事です。
経験してこそ人のこころの痛みや気持ちが分かるので
とても大事な経験です。
ひとつひとつ丁寧に向き合い、成長の種として
大事に対処していきましょう。

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